入職後、夜勤業務を経験する際には、この救急対応の内容を知っていなければいけません!
夜勤業務は日勤帯と比べると、勤務する職員も少なく、少ない職員の中で状況判断し、職員間で連携し、
役割分担を適切に対応し、迅速に救急対応を行なう必要があります。心肺停止した利用者様が発生した場合
は、1分1秒が命を救うためには大切だからです。
救急対応では、状態が急変した利用者様への心臓マッサージ、AED対応はもちろんですが、救急隊、ご
家族、提携病院へのそれぞれの対応、必要書類を含めた物品の準備など、しっかりと行なうことも重要とな
ります。毎年行う疑似体験教育を通して、職員への実地教育を実施しますが、疑似体験でさえ、頭が真っ白
になり、出来ていたことがうまくできないなんてこともあります。経験もですが、状況を把握し、事前の準
備も大切なんです!
今回は、事故委員長直々に、ゆうあいん郷のマニュアルに沿って、丁寧かつ厳しいチェックを入れなが
ら、その内容を説明しておりました。教育を受けた職員も真剣な眼差し!救急対応について理解が深められ
たのではないでしょうか!
教育を受けた職員は、来月から、指導員がついての夜勤業務に入ります。夜勤帯特有の雰囲気、夜勤帯マ
ニュアルに沿っての業務内容を覚えるなど、大変ではあると思いますが、睡魔に負けず、利用者様の日中と
は違った状態にも負けず、利用者の皆様の安全を確保し、夜勤業務を乗り切ってほしいものです。
出来れば、救急対応がなければいいのですが、救急対応に直面した時は、慌てず、他職員と連携し、今回
の教育内容を活かして下さい!但し、今回の学んだことをしっかりと復習し、わからない点があったら質問
するなどして、自己研鑽することが一番大切です。そうすることで、ゆうあいの郷の利用者様が安心して過
ごすことができるのですから!