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消防訓練・BCP研修🚒

10月29日、令和7年度1回目の消防訓練とBCP研修を開催しました。

まず、ゆうあいの郷においの防火設備について、実際に見て、操作して、施設の消火設備の概要を説明

するとともに、幾つかの出火場所を想定し、利用者の皆様を具体的にどのような対応で避難誘導するの

か?避難経路はどうなっているのかを確認しました。

そして、夜間帯1F機械室からの出火を想定し、通報連絡、初期消火、避難誘導にわかれ、疑似避難

訓練を実施し、理解を深めてもらいました。

最後に、消防訓練の反省会と、地震、洪水等の災害が発生した時の対応について説明して、今回の訓

練が終了しました。なお、尚、職員の水消火器を使用した初期消火訓練も、期間も設け、併せて行いま

した。

高齢者福祉施設であるゆうあいの郷では、消防法に定められたとおり、消防訓練を実施することが義

務付けられています。具体的には、消火訓練、避難訓練を年2回以上、通報訓練を1回であります。

身体がご不自由で、ひとりで動くことが出来ないご利用者が多い介護施設においては、もしものため

に備え、命を守ることを第一に、安全を考慮し、日頃から情報収集し、知識を深め、利用者の皆様が安

全で過ごせるように、迅速に対応出来るようにすることが、私たちの使命であると考えています。 そし

て職員は、その日その日でシフトが変わるため、実際に火災等が発生した場合、職員同士がしっかり連

携し、通報連絡、初期消火、避難誘導の一連の流れを、迅速かつ安全に行なうことが大切です。

特に夜勤帯では、少ない職員で対応することの大切さを、今回の訓練を通して理解してもらえたと思

います。

また今回は、消防訓練と並行しBCP研修を実施しました。地震発生時、時系列にどのように対応す

べきか、どのような問題点が想定されるか、どうすればいいかを中心に机上訓練という形でディスカッ

ションを行い、理解を深めることができました。また、施設のラウンドにおいて非常食の備蓄倉庫、停

電時に使用する照明器具の場所の確認も行いました。

火災、地震等の大規模規模災害発生時には、職員の協力は勿論のこと、地域住民の皆様の協力が不可

欠です。そのためにも、近隣の住民の皆様との交流、情報を発信していきたいと考えます。

今後も、利用者の皆様の避難誘導を組み合わせた訓練を実施し、職員の防災・防火の意識を更に高め

ていきたいと思います。