9月 17日、ゆうあいの郷の昼食は、16日に続き、『中秋の名月』をテーマとした行事食の日でありま
した。
少し、中秋の名月についてお話しします。
旧暦では7~9月が秋とされており、秋の真ん中にあたる8月15日は「中秋」と呼ばれています。そ
して8月15日の夜(十五夜)に見える月が「中秋の名月」であります。 新暦を採用している現在で
は、毎年日付が変わります。月の満ち欠けを基本とする旧暦では、満月になるのが毎月15日と決まって
いましたが、地球が太陽を回る周期を基本とした新暦では、満月の時期が年によって異なるからです。
その結果、中秋の名月は9月の上旬頃になることが多く、国立天文台によれば、2024年の中秋の
名月は9月17日となるそうです。なお、2024年の「中秋の名月」は満月ではなく、翌日の9月18
日が満月となるそうです。
尚、中秋の名月の日には、美しい月を眺めながらお供え物をし、秋の収穫や豊作への感謝と祈りを捧
げるのだそうです。月見団子の数は、十五夜には15個にするほか、1年の満月の数に合わせて12個に
する方法などがあるそうで、お供え方も、関東の場合、三方(さんぽう)と呼ばれる入れ物に白い紙を敷
き、ピラミッド状に並べ、置く場所は、お月さまが見える床の間に置くのが正式とされています。
ただし、お団子の形は地方によって様々で、関西では里芋の形に似せた細長いお団子に、あんこを巻い
たもの、名古屋ではしずく型のもの、中国・四国地方では串に刺さったものなど、地域によって色々なス
タイルで楽しまれています。また、中秋の名月にススキを飾るのは、稲に似ているからだそうで、地方に
よっては、この頃に収穫される里芋をお供えすることから、「芋名月(いもめいげつ)」とも呼ばれていま
す。
それでは、行事食のメニューの紹介です。
メニューは!
☆お月見うどん
☆ご飯
☆里芋の白煮
☆キャベツとチーズのサラダ
☆フルーツ
です!
中秋の名月をテーマということで、お月見うどんや、里芋が利用者の前に並びました。 利用者の皆様、
麺類は特にお好きなようで、普段は箸をお使いになられない方も上手に使われ、美味しそうに月見うど
んを召し上がられていました。