ゆうあいの郷では、介護職員の介護全般に渡る知識(技術)の向上を目的に、毎月大王製紙(株)の
ご協力のもと、排泄介助に関連した内容の研修を実施しております。
9月度は『排便トラブル・感染対応』をテーマに、小平様を講師としてお招きし研修を行いました。
排泄介助においては、便漏れに伴う職員の肉体的、精神的な負担はもとより、利用者の皆様において
も、羞恥心等の精神的負担とともに、皮膚トラブルのリスクが増えるため、漏れのないオムツの当て方
などの排便対策が必要となります。また、インフルエンザ、新型コロナウイルス、ノロウイルス、疥癬
をはじめとする感染症予防、感染拡大防止のためには、スタンダードプリコーションの対応が重要とな
ります。
今回の研修では、
便がゆるい時(軟便・水様便)を中心に、オムツの当て方の注意点、当て方のポイントを、模型を使
い丁寧に教えて頂きました。また、陰部洗浄の方法、洗浄液を使用した場合の注意点についても学ぶこ
とができました。
感染症の予防では、基本となる、ガウン(エプロン)、手袋の着脱について、実技を通して改めて確
認することができました。
今回の研修内容を、職員ひとりひとりがしっかりと理解し、ゆうあいの郷で生活される利用者の皆様
に負担がかからない介助が実践できればと考えています。